●視力回復にいい「ビタミンB12」を含む食べ物
「ビタミンB12」が、視力回復にいいと言われる理由は、その眼底にたくさんある毛細血管に酸素と栄養を送るためです。
ビタミンB12というのは、造血にかかわるビタミンで貧血などを起こさないために必要です。
つまり、目だけにいいのではなく、血液ですから体全体にとってとても重要なビタミンです。
そういう意味では、目というのは、繊細な機能を持つことから、体の異常が出やすい場所ともいえます。
眼の周りの血液の流れが以下に視力回復などに影響を与えるかは、高校生にでも感覚的に分かることかもしれません。
ところで、この視力回復にいいビタミンB12は、赤い結晶であるため赤いビタミンと呼ばれているそうです。
赤くて、造血にかかわるなんて何とも分かりやすいビタミンです。
ただ、眼にいいからと入って、ビタミンB12をサプリメントで摂取するかどうかは別の問題です。
それは、普通の食生活をしている限りにおいてビタミンB12については不足することが少ないからです。
ただし、例外があります。
胃がんなどで胃の手術をした人です。
また、ご高齢の方は不足するようです。また、妊娠および授乳期間の女性も不足がちのようです。
加えて、ベジタリアンの方々も不足しがちになります。
これは、ビタミンB12がレバーや魚介類に多く含まれるからです。
つまり、完全ベジタリアンでなく魚を食べる方の場合は問題なさそうですね。
ビタミンB12は、神経伝達の機能にも大きくかかわっているため、まさに視力回復にとってはとても重要なビタミンです。
いろいろな視力回復に必要な栄養素がありますが、レバーというのはそういう意味ではほとんどの栄養素を含んでいる万能食材ですね。